【羅針盤 017】ガードレール?から話声が聞こえる
先日、散歩をしているときに交差点で赤信号になり、立ち止まってなにげなく横にあるガードレールの角にあるこすれキズを見ていたら、ふと昔のことを思い出した。 もう季節も場所も、飲んだ後だったのかもよく覚えていないが、夜道を歩いていると、誰もいないのになにやらすぐそばで話し声のようなものが聞こえてきた。立ち止まってあたりを見回してみたが誰もいない。何を言っているのかよく聞き取ろうともしてみたが、やっぱりよくわからない。ただ、なにかしゃべっているような声だ(音だ)。 オカルト的なことはあまり信じていないのだが、そのときは少し寒気がした。 あたりは畑や低木があり開けており、街灯の下にはガードレール越しに車道が続いているだけ。どこにでもあるような景色だ。 対岸には(そう、川沿いだった!)街灯や民家の明かりは見えたが、遠くから声が響いてくる感じでは無く、もっとすぐ近くから聞こえてくる。 何が何だかわからず、奇妙に思いながらも歩いてしばらくいくと声は自然と止み、その体験もいつしか記憶の底に埋もれていった。 あれは何だったのだろう・・・ 散歩から帰ってきてから、そのときの記憶をたどりながらネットで調べてみた。そうしたらその当時の状況に該当するような、似たような話を見つけた。 それは、どうやらガードレールがアンテナやスピーカーのように機能して、ラジオの音楽や放送が実際に聞こえる 「しゃべるガードレール」というめずらしい現象が起こることがある とのこと。 たしかに、そばにはガードレールくらいしか見当たらなかったな・・・ ガードレールから音声が聞こえるには、いくつかの条件があるらしい。が、まだすべて解明されたわけではないようだ。 原理としては、 ・まず、AMラジオの電波塔(送信所)の近くであること。 (AMラジオの送信所のすぐ近くでは、非常に強い電波が飛び交っている) ・ガードレールなどの金属の構造物に、その強い電波が当たると電流が発生する。 ・その際、金属の継ぎ目や錆が「ダイオード(整流器)」のような役割を果たして、電波の中から音声信号を取り出す。 ・音声信号に変換された電流によって金属自身がごくわずかに振動し、音として空気に伝わる。 超常現象ではなく科学的な現象らしいが、話声として聞こえるほど大きくなるもんなのか? びっくり・・・ 中学の頃、電気部品屋さん(最近は近くでは見かけなく...