【羅針盤 013】桜は立ち止まって見るか 歩きながら見るか 

 また、お花見の季節がやってきた。
今年も公園や神社、堤など様々なところでにぎわいを見せている。

桜を観賞するときは、桜の木の下にシートでも敷いて缶ビール片手に見上げたくなる。走り根を枕にして横になり、桜とその先に覗く青空との対比を楽しむのも良いものだ。














では、桜を歩きながら眺めるのはどうか。

歩いてゆくに従い、ゆっくりと目の前に差し掛かる桜や、その奥にある桜の木が幾重にも重なって少しずつずれながら景色が動いていく。
満開の桜はどちらかと言うと平面的であるが、歩きながら眺めることで一枝ごとに咲いている花が立体的に迫ってくるようだ。

一カ所に留まってみるのも良いが、桜の場合は歩きながら眺めることでよりいっそう趣が増すように感じられる。

同じ花見でも、梅はどうだろう。こちらは歩きながらというよりは花一輪一輪に近づき、じっと立ち止まって見ていたくなる。


話しは少し変わるが、イベントでも立ち止まって見てみたいものと、歩きながら見ていたいものがあると思う。
桜と同じように歩きながら鑑賞したいのは神戸のルミナリエのようなイルミネーション。
冬の風物詩として、クリスマスの頃など各地で様々なイルミネーションのイベントが開催されているが、これも一カ所に留まって見るよりも、ゆっくり歩きながら全体の雰囲気を感じて眺めるのが合っているように思う。

夏祭りの花火。これは逆に止まって見ていたい。歩きながらではなんか落ち着かないよね。

お城のライトアップのように静止しているイベントは歩きながら、動きのあるお祭りは立ち止まってみるのが良いのでは・・・  と勝手にまとめてみよう。


話はさらに脱線していくが、お祭りで是非シートを敷いて寝っ転がって見てみたいのは、平塚や仙台などで有名な七夕祭り。
そのように眺められたらいっそう趣が深くなるのだろうが、商店街の飾りの下では見物客の通行の邪魔になってしまうのでやっぱり無理か・・・
道の中央部に、舟下りの船のようなゆっくり動く座敷があって、そこに座って七夕飾りを観てみたい気もする。 では、



コメント

このブログの人気の投稿

「my俳句」の使い方

「給油メモ。」について

「my短歌」の使い方